インタビュー

Mrs QUEEEN 2017 Finalist井出 久日子

38歳の時、不妊治療中に癌に

2月4日は「世界がんデー(world cancer day)」です。
日本テレビさんが癌に対する特集をあらゆる番組内で放送し、今回、その一枠として私が起用されました。

今や2人に1人はがんにかかると言われており、
特別な病気ではありません。
昨今では医療の進歩により、劇的に取り巻く状況が変わってきております。
世界が一体となりがんに関する知識、意識を高め行動しようという啓発運動です。

私は38歳の時、不妊治療中に癌になり骨転移をしてステージ4との告知を受けました。
もうすぐ3年が経とうとしておりますが、未だに3週に1度、点滴治療とホルモン治療をしております。
現在病状は安定しております。

がんになってからの自分の生き方やありかたを考えることが大事

このように私が、がんと共存しながら楽しく過ごせるようになったのは容易ではありませんでした。
きっかけは一昨年末に患者会のファッションショーに出させて頂き、がんである私にもまだまだ生きがいがあると強く感じました。

そこで昨年ミセスクイーンコンテストに応募をし、ファイナリストに選出させて頂きました。
応募させて頂きました理由として・・・
がんと共存している私をより多くの方に知って頂ければ、闘病されている方やご家族の希望や励みになるのではないか。
私は医療的なサポートはできないけれど、自分はがんによって沢山の治療、経験をしたのでその情報を拡めることがピンクリボン活動に繋がる・・・
と思ったのです。


早期検診も勿論大事ですが、私はそれ以上に、がんになってからの自分の生き方やありかたを考える方がもっと大事だと思っております。

がん患者である私だからこそ、できる何かを今でもいつも考えております。

昨年は「2017みなと横浜ゆかた祭り」のアンバサダーをさせて頂いたり、スポンサー様からのご提供でトレーニングを受けさせて頂いたり。
ミセス・クイーンコンテスト本大会向けて、多くのチャレンジをし充実した一年でした。

最後に、大会委員長の鹿野幸子様、事務局の皆様、2017年ファイナリストの皆様に感謝申し上げます。

ミセス・クイーンコンテスト2017ファイナリスト
井出 久日子

ミセス・クイーン2017
ファイナリスト

井出 久日子

プロフィール
元CA
ゴルフ関節調律
フラコラアンバサダー
「2017みなと横浜ゆかた祭り」アンバサダー

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